kinokocakeオカルト編

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【ビーチボーイズ】暗黒の70年代…世間にとってはどうであろうと俺にとっては名盤が続出

そして70年代。
レコード会社も移籍して、で、そことの法的なめんどくせーいろいろのせいで長年再発もされず放置されてたりした緒作があるんだけども、
この時期こそがまさに、本当に心底ビーチボーイズが好きな気持ち悪いマニアにとっては最高なんだけども地味すぎて初心者にはおすすめできない、そんな隠れ名盤の宝庫なのですよ。
とりま
サンフラワー
サーフズアップ
ラブユー
MIU
このへんは個人的には下手すると60年代の全盛期の作品以上に気に入ってたりするが、
もちろん、初期のキラキラしたヒット曲の数々や、歴史的名盤ペットサウンズを差し置いてまで、真っ先に聴くようなものでは、ない。
ない。
ない。

この時期のアルバムでオランダと15ビッグワンズはまだ全曲は聴いてないんだけど、聴かなくてもだいたいどんな雰囲気か予想できちゃうからヤバい。

カール&ザ・パッションズも良いです。
これたぶん、カール&ザ・パッションズというバンドのソー・タフというアルバムとしてリリースしたかったんだよな。
だがそんな絶対売れない策略はレコード会社がユルさず、ビーチボーイズの「ソー・タフ~カール&ザ・パッションズ」というアルバムとしてリリースされた。
しかも内容がまた地味すぎるから、ペットサウンズの再発版と抱き合わせの2枚組として。
66年当時は(当時の別のレコード会社だとはいえ)売れねぇからベスト盤と競合させて潰そうとしてたペットサウンズも
この時期になると逆に「売れそうにないアルバムだからあの歴史的名盤のペットサウンズと抱き合わせにしよう」という発想になるんだから、手のひら返しというか、時の流れというか。
ソー・タフは、南アフリカ出身の2人の黒人の新メンバーをフィーチャリングした、
ビーチボーイズのアルバムだと思って聴くと地味すぎるしまるで別のバンドみたいで違和感あるのだが(だからカール&ザ・パッションズという別のバンドとしてリリースしようとしてたんだろうなと思うのだが、)
そういう先入観を抜きにして、「ザ・バンドとかオールマンブラザーズバンドとかに影響されて登場した70年代初頭によくありがちなバンドのアルバム」だと思って聴けばそこそこよくできたアルバムなんですよ。
この説明で伝わるかどうかがわからんのですが。

あと、
ビーチボーイズのコアなファンならみんな「最高傑作か、または、ペットサウンズの次に傑作」と認定するであろうサンフラワーと
またもや怪しい取り巻きに仕切られたけれどもそれを越えた良作であるサーフズアップと
後半は「シンガーソングライターとしてのブライアン・ウィルソン」を堪能できるラブユーと
作者であるビーチボーイズのメンバー自身から「完全な失敗作」と切り捨てられた不幸な名作(判官贔屓か知らないけど個人的には全曲最高だと思うのだが)MIUと
これらについてはまた気が向いたときじっくりネチネチ語らせてもらう予定。